【謎解き】これ何が入ってるの?
【ミューザック小説募集】
バイト中に考えてみましたが、私ははてなアカウントを持ってないし、
何よりチキンなので投稿は無理です。
でもせっかく考えたので、ちらっと書いてみます。
すずきくん、こんなんどうだろう。
小説は、「続きを読む。」からどうぞ。
結構長くなってしまった…。
そして問題。
Q.鏡子が使ったアレとは一体何でしょう?
答えが分かった人は…どうしようか。
てゆうか解いてくれる人はいるのか。
【ミューザック小説募集】
バイト中に考えてみましたが、私ははてなアカウントを持ってないし、
何よりチキンなので投稿は無理です。
でもせっかく考えたので、ちらっと書いてみます。
すずきくん、こんなんどうだろう。
小説は、「続きを読む。」からどうぞ。
結構長くなってしまった…。
そして問題。
Q.鏡子が使ったアレとは一体何でしょう?
答えが分かった人は…どうしようか。
てゆうか解いてくれる人はいるのか。
**************
鏡子は、通っていた中学で、学年一の美人だと評判だった。
周囲の友達からもちやほやされ、気分はまさに女王様だった。
女子トイレの鏡の前で、鏡子はつぶやく。
「私って、なんて美人なのかしら」
そんなある日、鏡子のクラスに突然転校生がやってきた。
黒板の前で挨拶をする少女に、一同は目を奪われた。
「よろしくお願いします」
そう言って深々とおじぎをした少女――雪子は、鏡子以上の美人だったのだ。
「雪子ちゃんって色白くて可愛いよねー」
「本当、髪もつやつやでうらやましい」
皆の話題に上るのは、もっぱら雪子のことばかり。
自分の地位を脅かす雪子のことが、鏡子は邪魔で仕方なかった。
そこで、鏡子は一計を案じることにした。
ある放課後、鏡子はクラスの中でも自分の言いなりに近い友人――優子を呼びつけた。
「鏡子ちゃん…話って何?」
「雪子に恥をかかせるいい手を思いついたのよ。
来週、学年で近くの山に登山に行くでしょ?
あの山、ハイキングコースから一歩外れると、結構深い林になってるの。
しかも、ご丁寧にすぐ近くに川まで流れてるっていうオマケつき。
舞台としては最高だわ」
「え…?どういうこと…?」
「アンタもにぶいわね。
雪子をその川に落としてやるのよ」
「えぇっ?」
「川はそれほど深くないし、流れも速くないから死にはしないわよ。
ただし、雪子はずぶ濡れのまま一日を過ごすことになるでしょうけどね。
いい気味だわ」
「そんな…」
「いいこと?アンタはうまく雪子を言いくるめて、ハイキングコースから外れさせるの。
あとは、足場が悪そうなところでちょっと押してやれば一発よ」
「でも…」
「つべこべ言わずにやりなさい。わかったわね?」
「…うん」
そしてハイキング当日。
緩やかなハイキングコースを登っていく途中で、鏡子は優子に耳打ちをする。
「手はずどおりやるのよ。いいわね?」
「…う、うん」
鏡子にひとにらみされた優子は、びくびくしながらも、雪子に話しかけた。
「あの…雪子ちゃん」
「どうしたの?優子ちゃん」
「あのね…あの…お気に入りのハンカチをね、落としちゃったの。探すの手伝ってくれる?」
「ハンカチを?わかったわ、一緒に探しましょ」
ハンカチを探すふりをしながら、優子は少しずつハイキングコースから外れていった。
雪子も知らず知らずのうちにコースからはずれ、その耳に川の流れる音が聞こえるまでになった。
「…近くを川が流れてるんだ…ずいぶんコースから外れちゃったみたい…
それにしても見つからないね」
「そ、そうだね…」
あとは雪子を川に落とすだけ…そう思った瞬間、優子は急に怖くなってしまった。
「ゆ、雪子ちゃん、ごめんね!!」
優子はそう言うと、くるりと背を向けて走り出した。
「え、優子ちゃん?」
その場に一人残された雪子は、途方に暮れてしまう。
「どうしよう…コースに戻る方向がわからないわ…」
と、その時。
「――おや、お嬢さん、こんなところでどうしたのかな」
聞こえてきた声に雪子が振り返ると、そこには初老の男性が7人立っていた。
登山服に身を包んだ彼らは、にっこりと雪子に微笑みかけた。
「わしらは、ボランティアでこの山のゴミ拾いの最中でね」
「ここはハイキングコースからだいぶ外れとるが、迷ってしまったのかね?」
「頂上へ行くなら、コースに戻るより林の中を突っ切った方が早いな」
「よろしければ、案内いたしますぞ」
男性たちに連れられ、雪子は山の頂上で無事に皆と合流することができた。
雪子は丁重にお礼を述べて、男性たちと別れた。
計画が失敗した鏡子は面白くない。
(どうすれば雪子に恥をかかせられるかしら…)
再び姦計をめぐらせた鏡子は、ある方法を思いつき、実行に移すことにした。
(私が持ってるアレを使えば、きっと上手くいくわ)
頂上で昼食を食べ、休憩をとったあと、一同は下山を始めた。
その途中、雪子は自分の体調がおかしいことに気がついた。
(…どうしよう…こんなところで…)
苦痛に顔をゆがめ、その場に座り込んでしまう雪子を、皆が心配そうに見つめる。
その様子を、鏡子は遠くから眺めてほくそえむ。
(ふふふ…いい気味)
だが、鏡子の計略は、ここでも破綻してしまった。
「雪子さん、大丈夫?きっとこれで具合がよくなるよ」
「英雄くん…ありがとう」
クラスの中でも女子に人気の高い男子、英雄が、雪子のピンチを救ったのだ。
「あーもー悔しいーーー!!!」
鏡子は一人、唇を噛み締めた。
鏡子は、通っていた中学で、学年一の美人だと評判だった。
周囲の友達からもちやほやされ、気分はまさに女王様だった。
女子トイレの鏡の前で、鏡子はつぶやく。
「私って、なんて美人なのかしら」
そんなある日、鏡子のクラスに突然転校生がやってきた。
黒板の前で挨拶をする少女に、一同は目を奪われた。
「よろしくお願いします」
そう言って深々とおじぎをした少女――雪子は、鏡子以上の美人だったのだ。
「雪子ちゃんって色白くて可愛いよねー」
「本当、髪もつやつやでうらやましい」
皆の話題に上るのは、もっぱら雪子のことばかり。
自分の地位を脅かす雪子のことが、鏡子は邪魔で仕方なかった。
そこで、鏡子は一計を案じることにした。
ある放課後、鏡子はクラスの中でも自分の言いなりに近い友人――優子を呼びつけた。
「鏡子ちゃん…話って何?」
「雪子に恥をかかせるいい手を思いついたのよ。
来週、学年で近くの山に登山に行くでしょ?
あの山、ハイキングコースから一歩外れると、結構深い林になってるの。
しかも、ご丁寧にすぐ近くに川まで流れてるっていうオマケつき。
舞台としては最高だわ」
「え…?どういうこと…?」
「アンタもにぶいわね。
雪子をその川に落としてやるのよ」
「えぇっ?」
「川はそれほど深くないし、流れも速くないから死にはしないわよ。
ただし、雪子はずぶ濡れのまま一日を過ごすことになるでしょうけどね。
いい気味だわ」
「そんな…」
「いいこと?アンタはうまく雪子を言いくるめて、ハイキングコースから外れさせるの。
あとは、足場が悪そうなところでちょっと押してやれば一発よ」
「でも…」
「つべこべ言わずにやりなさい。わかったわね?」
「…うん」
そしてハイキング当日。
緩やかなハイキングコースを登っていく途中で、鏡子は優子に耳打ちをする。
「手はずどおりやるのよ。いいわね?」
「…う、うん」
鏡子にひとにらみされた優子は、びくびくしながらも、雪子に話しかけた。
「あの…雪子ちゃん」
「どうしたの?優子ちゃん」
「あのね…あの…お気に入りのハンカチをね、落としちゃったの。探すの手伝ってくれる?」
「ハンカチを?わかったわ、一緒に探しましょ」
ハンカチを探すふりをしながら、優子は少しずつハイキングコースから外れていった。
雪子も知らず知らずのうちにコースからはずれ、その耳に川の流れる音が聞こえるまでになった。
「…近くを川が流れてるんだ…ずいぶんコースから外れちゃったみたい…
それにしても見つからないね」
「そ、そうだね…」
あとは雪子を川に落とすだけ…そう思った瞬間、優子は急に怖くなってしまった。
「ゆ、雪子ちゃん、ごめんね!!」
優子はそう言うと、くるりと背を向けて走り出した。
「え、優子ちゃん?」
その場に一人残された雪子は、途方に暮れてしまう。
「どうしよう…コースに戻る方向がわからないわ…」
と、その時。
「――おや、お嬢さん、こんなところでどうしたのかな」
聞こえてきた声に雪子が振り返ると、そこには初老の男性が7人立っていた。
登山服に身を包んだ彼らは、にっこりと雪子に微笑みかけた。
「わしらは、ボランティアでこの山のゴミ拾いの最中でね」
「ここはハイキングコースからだいぶ外れとるが、迷ってしまったのかね?」
「頂上へ行くなら、コースに戻るより林の中を突っ切った方が早いな」
「よろしければ、案内いたしますぞ」
男性たちに連れられ、雪子は山の頂上で無事に皆と合流することができた。
雪子は丁重にお礼を述べて、男性たちと別れた。
計画が失敗した鏡子は面白くない。
(どうすれば雪子に恥をかかせられるかしら…)
再び姦計をめぐらせた鏡子は、ある方法を思いつき、実行に移すことにした。
(私が持ってるアレを使えば、きっと上手くいくわ)
頂上で昼食を食べ、休憩をとったあと、一同は下山を始めた。
その途中、雪子は自分の体調がおかしいことに気がついた。
(…どうしよう…こんなところで…)
苦痛に顔をゆがめ、その場に座り込んでしまう雪子を、皆が心配そうに見つめる。
その様子を、鏡子は遠くから眺めてほくそえむ。
(ふふふ…いい気味)
だが、鏡子の計略は、ここでも破綻してしまった。
「雪子さん、大丈夫?きっとこれで具合がよくなるよ」
「英雄くん…ありがとう」
クラスの中でも女子に人気の高い男子、英雄が、雪子のピンチを救ったのだ。
「あーもー悔しいーーー!!!」
鏡子は一人、唇を噛み締めた。
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